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あたし
春風 雀
「ほんとそう!たまに
不穏な空気で終わる映画あるもんね。」
彼は頷いて、あたし達は
一緒に席から立ち上がって、会場を出た。
私服姿
霧雨 鴉
「このあと、家に帰る前に
夕飯を食べて行きたいんだけど…
お腹はどうかな?」
あたしは彼と並んで歩き。映画館を出て…
自分のお腹をさすってみる。
あたし
春風 雀
「そう、ね…ポップコーンと
チュロスだけじゃ、物足りなかったし…
夕飯を食べて帰ろっか♪」
彼はうなずいてくれて
一緒に、駐車場に停めてある車に向かう。
私服姿
霧雨 鴉
「OK!じゃあ…
美味しいところに連れてってあげるよ。」
あたし達は車に乗り込み
その車は慎重に、映画館の駐車場を出る。
あたし
春風 雀
「…♪」
駐車場を出た車は
道路を進み、しばらくして…
見覚えある道路を通り
洋食レストランの駐車場に入っていく。
私服姿
霧雨 鴉
「ここ、美味しいんだよ…
少し高いけど、きっと気に入ってくれると思う。」
あたし
春風 雀
「うふふ…楽しみね♪」
あたしは鴉さんと一緒に車を降り
手を繋ぎながら、レストランに入った。
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