◆ディナータイム◆

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席に案内された、あたし達… けど、彼は向かい側に座るのではなく いつも通り、あたしの隣に座った…// 取り出したメニューを一緒に見ていく。 あたし 春風 雀(はるかぜすずめ) 「いろいろあるけど、何にするの?」 鴉さんは微笑みつつも、メニューを見てる… 私服姿 霧雨 鴉(きりさめからす) 「俺はそうだな、ふむ… イタリアンハンバーグプレートにするか… ドリンクバーも注文しようと思うが 雀ちゃんは、どうする?」 今度はあたしがページを、めくる番ね… ん~、あ!オムライスがある! あたしは鴉さんに、顔を向けた。 あたし 春風 雀(はるかぜすずめ) 「あたし、これにする! ビーフシチューのオムライス! それと、ドリンクバー!」 鴉さんは微笑んで頷き 店員さんを呼んで注文してくれて その、店員さんは厨房に注文を伝えに行った。 私服姿 霧雨 鴉(きりさめからす) 「今日はなかなか、楽しかったな… あっという間のひとときだった。」 あたしは隣の彼を見上げる… あたし 春風 雀(はるかぜすずめ) 「うん、ほんと楽しかった~♪」 彼と料理が運ばれるのを待ってると 机の下で彼の手にあたしの手が握られて 指先を手の甲からからめられる…// 私服姿 霧雨 鴉(きりさめからす) 「あの、さ…雀ちゃん… その…大事な話があるんだけど…」 耳元で低くささやかれて あたしの胸はドキドキし始めたっ あたし 春風 雀(はるかぜすずめ) 「う、うん…どんな話なの…?」 あたしは彼の顔を ドキドキしながら見つめる…
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