(Part9)聖(紅)剣『クリムソン』

1/1

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ

(Part9)聖(紅)剣『クリムソン』

-第9話(Part9)- 聖(紅)剣『クリムソン』 ※ジンは、「血と魂を洗う」神聖な儀式に参加する。 少し記憶を思い出し、言葉が片言でなくなる。 (「明けの明星」) 帰り道、村長が現る。 村長「無事に帰ってくるとは…。わしらは謝らないといけない。村人達がジンに喰われたというのは嘘でな。ジンを銃で仕留めた後、追い掛けられた村人が言ってたホラなんじゃ。その詫びと言っては何なんじゃが…。」 ある祠(ほこら=虫がいっぱいいる)〈かつてのアチャマ神殿という名の洞窟〉に案内される一同。 (村人達が用意した灯火が消えるが、勇がシリンダーから放つ炎を松明(たいまつ)代わりにして、進む。)(奥地の壁画。) 「ドラゴンに炎は効かぬ…。」 (番人である)竜(ドラゴン)と闘った先に待つのは…。(竜は、固い鱗(うろこ)に覆われているが、喉元を掻っ切る事でクリアする。) 村長「コレは太王の剣といってな、 太王の文字がかかれてある岩盤(「ロゼッタ・ストーン」のような石碑)を解読した 紅き十字架を持つモノのみに宿る権限がるのじゃ。 そなたなら岩盤の文字を解読し、その剣を、向こう側にある『昇竜石』という岩から引き抜く事ができるかも知れん。」 (※つまり、紅の剣「クリムソン」は、紅き十字架を持つ者にしか操れない。) 剣を引き抜くと計り知れないエナジー(エネルギー)が発光。 ‘アシュリタ(神に守られた者)’。 光に包まれる勇。 「太陽に捧げ、そなたに捧げよう。(紅剣クリムソン)」 佐助「なんだ…。」 勇(ユダ)「十字架と同調し始めた。紅の剣(クリムソン)が蒸発してシリンダーに吸収されていく…。 文字も今なら解読できる。太王の言葉が入った文章だ。」 ‘クリムソン・エナジー’ (紅き十字架が光り、光の先にモニター〈像〉が映し出される。) 勇(ユダ)「亡霊!?」 赤い光に包まれ、太王の分身が現れる。 声(太王)「紅き十字架を持つ者…。現れたか。冥王の息子であるお前には、特別にその『封印の十字架』が渡されている。勘違いするな。お前は元々冥王の息子だ。天王の娘であるカレンとは結ばれん運命にある事を…。忘れるなよ。 その『昇竜石』は、かつて『太陽石』と呼ばれていた…。 十字架の片割れである『太陽石』はこの星には存在しない…。」 明らかになる十字架の謎。 村に到着する。 皆、最後の日は村で送り、村人ダンス♪で愉快な祝祭を祝われる。 (「マヤミ・ムクダ・カーニバル。」) 村の大衆を含め皆、エスニック・スタイル。 ~太陽の祭り~ 『インティ・ライミ』 (ヤンも族の格好に扮して笑いを取る。) ここでジンとは別れ、 一同はチューリン帝国に一旦、帰還する。
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加