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父親に呼び出されて父親の書斎に入ったらいきなり婚約者が決まったことを告げられシェリーは固まった。
「え…(婚約者て…)」
その後の父親の話はほとんど聞かずに話が終わったら自分の部屋に戻っりシェリーは婚約をどうするべきか考えていた。
「…婚約…(よくある話だけど…それって好きでもない相手と結婚前提で付き合うて事だよね…それに大抵が王子や公爵家の後取り息子…けど私は…)よし!決めた!!…家を出よ!」
シェリーはよく知りもしない相手と婚約するのも嫌だったが自分が好きな相手と結婚じゃないのなら結婚したくないと思い家出をする事にした。
「…(政略結婚するのなら自分で好きな相手を見つけてその人と結婚したいし…それに堅苦しい挨拶とかめんどう…一様礼儀作法は覚えたけど…でも…嫌なものは嫌だし)」
シェリーは家を出る準備をしながら今後どうするかを考えていた。
「それに…私が婚約しなくてもお姉ちゃんが居るんだから…私じゃ無くてもいいし……けど…家を出てどうしよ…よく転生話であるのはギルドで働くんだけど…ま、魔法も使える事だしこっから遠いギルドで働きながら暮らせばいいか…よし…それにしてもこのポシェット…便利よね」
シェリーは家を出ると決めたその次の日に必要な物を買うために町に行っていた。
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