人生の目的

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人生の目的

ねえ、 あなたは何のために生まれて、何のために生きてるんですか? あ、悪口に聞こえましたか? じゃあ、いい人生送ってませんね。 どうして、私は生まれて来たのだろう。何のために、私はこの先も生きていかなければならないのだろう!? そんなことを、真剣に考える人は、限られてます。 そんなことを、真剣に考える人は、たぶん幸せじゃなかった人でしょう。 人生が順風満帆で、何の苦労もなく、ヘラヘラ笑って、特に何も考えなくても生きていられるようなら、 そんなこと、考える必要が無かったでしょうしね。 泣きながら、嘆き、苦しみながら、奥歯を噛み締めて、死にたいほどの思いを堪えながら、 それでも生きなきゃならないと、精神が崩壊する手前でギリギリ生きてるような人生なら、 ずっと、見つからない答えを真剣に探し続けていたと思うんです。 あなたは、人間ですか? 人間なら、もっともっと人間らしく生きなきゃだめです。 で、人間は何のために生まれて、何のために生きてるんですか? はい、主語を『あなた』から『人間』に変えましたよ。 これは、悪口じゃありません。 だから、どうか考えてください。 さあて、『人間』が存在する目的は何でしょう。 まぁ、そんなのありません、と、言い切っちゃうのは簡単です。 あなたの目的は『これ』です。これに向かって生きなさい! なんて誰も命じられて生きてません。 命じられてないから、どう生きていいか迷うんでしょう。悩むんでしょう。 まぁ、気に入らないことを命じられるのはまっぴらだと思うので、 じゃあ、嫌な目的なら、無い方が嬉しいかもしれません。 じゃあ、良好な目的なら、無いよりはあった方がいいですよね? じゃあ、良好な目的を探しましょう。 えっと、いや、あの、だからね、その、 今までの人生で、生きてて良かったぁ〜〜、って思ったことありませんか? たぶん、その時、何か目的の場所にたどり着いたような、達成感みたいな感覚があったんじゃないかと思うんです。その達成感のような感覚のとき、あなたはどんな表情をしているでしょう? たぶん、笑顔ですよね? いや、嬉しすぎて涙が出ることもあるかもしれませんが、 悔しいとか、腹立たしいとかクソ憎らしいとか、そんな顔はしませんよね? だから、嬉しいとか、面白いとか、楽しいとか、そんなときの『笑顔』になること。 そんなことが目的である、っていうのなら、不満はありませんよね? そして、そんな『笑顔』でいられる時間が、けっこう長く続くこと。 それを、我々は難しい言葉で、こう呼びます。 『幸せ』と。 難しいでしょう? ラブソングとかで、普通に、繰り返し口に出して歌ってるのに、 『幸せ』ってなんだろう? そのうちわかるんじゃないかなぁ? とか、適当に聴き流してる意味不明な言葉だったでしょう? あ、さて、そして、『幸せ』になるために、あなたは何をしたらいいと思います? だいたいの人はここで思考が停止するんですけどね。 だから、延々と話ししてますが、あなたは、あなた一人では『幸せ』になれません。 誰かから、何かから、嬉しいとか面白いとか楽しいとか、そういう刺激をもらって、 やっと『幸せ』になれるんです。 だから、ここに、あなたを『幸せ』にしてくれる存在が必要なんです。 その、あなたを『幸せにしてくれる存在』は、何者ですかね? え? じゃあ、その『幸せにしてくれる存在』は、 なんでわざわざ『あなた』を『幸せ』にしてあげなきゃいけないんですかね? はい、それはね、 『あなた』が、その『幸せにしてくれる存在』を、 『幸せにしてくれる存在』だからです。 あなたが『幸せ』になれないのは、あなたが『幸せにしてくれる存在』じゃないからです。 だから、あなたを、あなた如きを、その存在にとって何の価値も無いあなたを、 誰も『幸せ』にしてあげたいなんて思わないからです。 分かったかこのクソ野郎! あ、あなたのことじゃないです。 あっ、でね、 人間が生きる目的は、 『幸せ』になることです。 そして、『幸せにしてくれる存在』になることです。 いや、あなたのことですよ? 分かりましたか? あ、結構短く纏まったかも。 2018/09/13
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