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私はガードレールに座る。
少しでもお尻を圧迫している方が耐えれらるかと思ったから。
そして息を吐くと、
「ありがとうございます。多分、クスリを飲めば大丈夫なので…」
とその青年に言った。
青年は振り返り、目の前にあるドラッグストアの看板を見て私に微笑む。
「買って来ましょうか」
しつこい。
もう私を解放してくれ…。
私は首を横に振った。
「大丈夫です。自分で行きますので…」
私はそう言うとまた立ち上がり、ゆっくりと歩き出した。
こんな事なら、コンビニへ行けば良かった。
そしたら今頃は自宅のトイレで、安息の時間を過ごして居た筈…。
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