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昨日、飲みに出させた亜佳里のせいだ…。
私は帰ったら早速、亜佳梨に不幸の手紙でも送ってやろうと思った。
距離だ…。
距離を稼ぐんだ…。
変わらずお尻に力を入れたまま、私は歩いた。
行ける…。
このまま、自宅まで…。
行ける…。
私は少しずつ歩く速度を速めて行く。
しかし、その希望が無残にも打ち砕かれた。
また波が戻って来た。
私はお腹を押さえて、お尻とお腹、そして眉間にも力を入れる。
再び汗が噴き出す。
もう少しなのに…。
私は眉を寄せたまま自宅へと歩く。
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