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そろそろそんな寒さには勝てなくなってくるのかもしれない…。
やっぱりそれも…。
また「ビンテージ女」って言葉が蘇る。
その内、亜佳梨には不幸の手紙でも送る事にしよう。
強い風が容赦なく吹き抜ける。
私は身震いして、肩を窄めた。
「寒っ…」
無意識にそんな声が出てしまった。
それと同時にお腹がギューっとなった。
あれ…。
急にお腹が痛くなる。
これは…。
私は傍に有った冷たく氷の様な電柱に手を突いてその痛みが通り過ぎるまで耐える事にした。
なんか違う…。
私はその腹痛に違和感があった。
もしかして牡蠣のせい…。
強烈な痛みが一気に押し寄せて来た。
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