冷たい女神たち<アグネス編> file-NO.2
5/5
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/
8ページ
――その問いに答えるように、デッドボディはアグネスに近づき続ける。その生命が、絶えているのにも関わらず。彼の汚れた魂は、冷たい女神の心を、ずっと求めている。彼は町一番のワルで、数十ドルと引き換えに、笑って火薬を撃ちまくる男だった。因果応報により町の屑どもに消され、青い湖面に浮かんで、体に空いた数発の穴から水面に陽光を透かすばかりだったが、アグネスをただ愛していた。その愚か者は、ただアグネスを愛していた。それはそれは、深く。それはそれは、――永遠に。 <アグネス編 ――了――>
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,299(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!