2.黄鶯見睆 (こうおうけんかんす)

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2.黄鶯見睆 (こうおうけんかんす)

2/9 わたし:黄鶯見睆(こうおうけんかんす)とは、ウグイスが鳴き始めるという意味だそうです。 なぎさ:鳴くって意味の漢字は入ってないような。 わたし:「睆」は「まるまるとした大きな目玉。また、目が飛び出たさま」だそうで、「睍睆(けんかん)」で、鳥の声が清らかなさまをいうらしいです。 なぎさ:目玉だらけとしか思えないけど。  鳴き声の主訪ねて目を凝らし わたし:季語はないけど、ウグイスの鳴き声だと共通理解があるから、春の句だよね。 534c4769-975d-4244-83bb-5a4f79cfe503 足立区の大谷田公園の梅園に行って来ました。亀戸天神社の梅に魅せられたってところです。 8cbddf3d-68a8-4469-8a9c-d839a7363581 なぎさ:白梅がきれいだね。 わたし:紅梅もきれいでしたよ。咲いてる木は少なくてこれからでしょうけど。 9ecd2429-eb07-4d5d-8c72-06a7cfcb11bd なぎさ:あたしは紅梅の方が好きかな。わかりやすいもの。  白梅に紅梅の香り重ねたり 256a3cbb-5897-4124-b68a-04fa473c2534 わたし:自己主張が強いんだ。  紅梅の染し空から白き梅 e9c64edd-8cc0-48b8-8ac7-e8059620d55f なぎさ:香りと言えば蠟梅だよね。あった? 9fb55877-4776-4b5e-99fb-887f674f2a2a わたし:こんな感じで、よく咲いてました。よれっとなってたり、黒ずんでるのが多かったんですが、冬の季語みたいだから早いんでしょうね。 なぎさ:そういう頽廃的なところがいいんじゃない。  蠟梅の冬の挽歌は控えめに わたし:葬列で地味な様子だけど、香水がぷんぷんしてるってことか。  
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