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始業式(月見の心中)
菜々「やった〜!!」
月見「やったね!!」
今、私は、菜々と喜び会っている。
なぜなら、私と菜々が同じクラスだったからだ!
菜々「よかったね〜!」
月見「うん!今年もよろしくね!」
菜々「もちろん!こちらこそよろしく〜」
月見「うん!」
やった〜!と思いながら、クラスに行った。
クラスについた途端私と菜々は呆然としてしまった。
だって、クラスの女子全員が、「キャーキャー」言ってるんだもん。
ねね「やった〜!黒田君と同じクラスだよ!」
ゆき「そうそう、そうなんだよ!私嬉しすぎて涙が出てくるよ」
すず「早くこないかな…黒田君…」
菜々「え!?」
月見「は?」
ついに声に出してしまった。まぁしょうがないよ。だって、女子みんなが黒田君?って人の話ばっかりだから。でも、その声は聞こえなかったみたい。
よかった〜と思いながら、
月見「黒田君って誰?」
と菜々に聞いてみた。けど、
菜々「さあ、こっちが知りたいよ!」
って言われちゃった。まあそうだよね。知ってるわけないか。
月見「と、とりあえず荷物おこうか…」
菜々「そうだね、って、やったっ!月見と席超近いよ!」
月見「えっ!本当!?やった!」
また、喜びあった。
席はランダムに決めてあり、席が近いなんて本当に奇跡だ。
あとは、黒田君?って言う人はどんな人なのか、探すため、学校のパンフレットを読んでいた。
丁度読み終わった時にチャイムが鳴った。
菜々「あっ、チャイムだ。席つかなきゃ。また後で。」
月見「うん!」
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