上条くんは一人がいい 1

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「えっと、流牙、、、くん僕は、」 「知ってる。上条蓮夜くんでしょ?」 「うん!ちゃんと聞いてたんだ」 「上条くん以外去年から同じクラスだし、ここらへん小学校も、中学校も一つずつしかないから。」 めちゃくちゃ田舎町だなって思ってたけど交通の便はいいのに、学校は少なかった。 「あっ!だから学年に1クラスしかないんだ!」 「うん。この学年は多いほうだよー!」 「廃校とかなんないんだね、、、僕の前の学校1学年少なくて、9クラスぐらいだったよ?」 「すごいね!さすが都会!あのさ、蓮夜さえ良かったら俺が、学校案内していい?」 「ありがと!じゃあ、お願いしよっかな」 姫華の誘いは断ったのに流牙の誘いをお願いしたとなるときっと姫華から不満が出るだろう。 「ねぇ、ちょっとぉ流牙!蓮夜くんの案内は姫華がするからー!」 案の定、姫華から不満が出た。 「ごめんな、姫華。でもさっきまで蓮夜のこと下に見てただろ?じゃあ、仕方無くない?」 「えぇ〜、、、でもさ、流牙と行くよりは、姫華たちが案内したほうが、たのしくない??」 「そんなことないよ?蓮夜が、どっちがいいの?」 本当は、先生にある程度は春休みのうちに案内してもらっていた。だから、別に案内してもらう必要はなかった。 「僕は、、、」
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