理由

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空羽を出現されたベッドへ転移させるとイザナギは「まさか、ほんの数分で、僕の神力のほんの一欠片に順応してみせるなんてね!今までの人間でも最速で30分とか必要だったのに。マジウケるww」 「それよりさっきの釉の光球、空羽が障壁、バリア展開してなかったら、空羽消しとんでましたよね。」 「あれ?オオクニヌシは、以外と生真面目だね。そんな事心配するなんて。自分を守れない奴は消えるだけ。代わりをまた見つけるだけだよ。」 と明るくイザナギは笑う。 オオクニヌシは (だから、高位の神様は嫌なんだ。自分より下の奴に 何の思いも持っちゃいない。まさかイザナギ様もそうなんてな。 幻界の主だとしても神は神かよ、クソが。)という内心を抱えつつ、「まぁ、結果的に空羽に何もなくて良かったぜ。」と言い 和界へと戻っていこうとする。 「どうせ説明は、そこの気分が死んでる釉とか、ぶっ倒れた空羽とかが回復してからだろ。平穏でヤバい何かを知らないままでいられる内に和界の祭りでも楽しんでおく。」 そう言い残して、オオクニヌシは幻界から和界へ、空中にある目に見えない御簾をくぐると、和界へ去ってしまった。
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