あっ!?

4/7
前へ
/203ページ
次へ
「おい、気持ち悪いな〜〜テメェ」 「出鱈目だ、出鱈目だよ全く、ハッ。恐らくキミは転生者か? 何かかね?」 「あっ!? 転生者? 何だソレ、俺は魔法王っつてんだろが」 (ちっ、勘のいい野郎だ、流石に魔王って自分の事を呼ぶだきゃ有るか) 先程までとは打って変わって、ギルモアは不快な眼を彼に向けた。 「知らばっくれるのも大概にしろよ人間!?」 「あっ!? 何をだ?」 「そんな出鱈目のチートステータスを持つ人族は、この世界では有り得ないんだギョォ~!?」 「フンっ、知るかよ」 「あくまでもシラを突き通すか、まあいい。確かに人族としてはキミは強いよ。でもね、私には到底及ばないみたいだけどね、フヒャヒャヒャ」 「何?」
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加