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翌日。目にクマができました。
「あー、もう・・・」
どーっしよっかなっ!
メイクをし終わって、ぼんやりしていると戸が叩かれた。
「おはよー!」
「・・・・・・おはよーございますーほんとに早いですねー今6時ですよー頭大丈夫ですかー」
何してんだこの人達。
「ねね、早く行こ!」
うきうきしながら言うソウさん。
「どこにだよ」
「俺らん家」
「行かないよ!?」
やめてよほんと。
「来てくれるまでまで毎日ここ来ちゃうよ・・・?」
うるうるお目々で見つめても無駄だもんねー!耐性ついたもーん!
「メンヘラ彼氏か君は。20年くらいしたら間違って行ってそうで怖いよ」
「20年もかかるの・・・・・・」
「えーなんで来てくんないの?」
「逆になんで皆さんは私を勧誘してくるんですか・・・」
その問いに対する答えは。
「え、可愛いからに決まってんじゃん」
「今すぐ帰れ」
ナンパかよ。
「冗談、冗談!」
ひゃひゃっ!と笑うソウさん。ジウォンさんが真面目な口調で言う。
「実はさ・・・婚約者を探してるんだ」
「・・・・・・・・・・・・はい?」
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