4

1/1
前へ
/14ページ
次へ

4

翌日。目にクマができました。 「あー、もう・・・」 どーっしよっかなっ! メイクをし終わって、ぼんやりしていると戸が叩かれた。 「おはよー!」 「・・・・・・おはよーございますーほんとに早いですねー今6時ですよー頭大丈夫ですかー」 何してんだこの人達。 「ねね、早く行こ!」 うきうきしながら言うソウさん。 「どこにだよ」 「俺らん家」 「行かないよ!?」 やめてよほんと。 「来てくれるまでまで毎日ここ来ちゃうよ・・・?」 うるうるお目々で見つめても無駄だもんねー!耐性ついたもーん! 「メンヘラ彼氏か君は。20年くらいしたら間違って行ってそうで怖いよ」 「20年もかかるの・・・・・・」 「えーなんで来てくんないの?」 「逆になんで皆さんは私を勧誘してくるんですか・・・」 その問いに対する答えは。 「え、可愛いからに決まってんじゃん」 「今すぐ帰れ」 ナンパかよ。 「冗談、冗談!」 ひゃひゃっ!と笑うソウさん。ジウォンさんが真面目な口調で言う。 「実はさ・・・婚約者を探してるんだ」 「・・・・・・・・・・・・はい?」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加