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「 」
急に動かなくなってしまったユヌさん。
「あれー?だいじょーぶですかー?」
「あ・・・は、い」
ふらふらと、その上真っ赤になりながら私の膝から降りたユヌさん。
「わぁお。こういうのを年下キラーって言うんだろうね一」
え?とししたきら一、って何?
訝しい視線を向ける私。フルシカトするみなさん。は?
「ま、とにかく来いよ。しばらくの間でいいから」
ほほえみながらイジュンさんが言う。
「そうはいってもですねー」
「――僕っ、ヌナに来てほしいです!」
「おうおう、急にどうしたんですか!?」
急に大声をだして言ったユヌさんに驚く。
揶揄するようにハユルさんが言った。
「ほらほら、こーんなに可愛いユヌがお願いしてるんだよ?なんでこないの?」
「えええ・・・じゃあとりあえず1年!1年・・・だけいいですよ」
まぁ、一年くらいなら・・・・・・っていうくらいの、妥協しての1年。
「ほんと!?」
「やった・・・!」
「〜〜!」
無言でガッツポーズをするユヌさんに少しひきながら立ち上がる。
「荷物とか用意してくるんで、2時間後また来てくれますか?」
「もっちろん!」
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