ノンケ

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「彰良さん?」 『京はダメだ…』 「京さん…すみません。ダメだそうです、せっかく誘って頂いたのですが」 【え〜、素直じゃない彰良の言う事聞くの?】 「一応…俺の先輩なので」 【つまんない、彰良…素直になりなよ…こんな良い子。すぐに他に攫われちゃうよ】 『うるさい』 「すみません京さん、機会があればまた」 【うん、玲くん。次はひとりでおいで】 京はそう言って、玲の頬にキスをして去って行く いきなりの事に、ぼぅっとなる 『何赤くなってんだ、時雨』 「だって京さん、めちゃくちゃ良い匂い…」 『はぁ?お前…ムカつく』 名波はプイッとそっぽを向く 「京さん、綺麗ですね?名波さんには勝てませんけど」 『じゃぁ、京と行けばよかったじゃないか』 「それを止めたの誰ですか…」 『っ…』 「経験しなければ、ダメ…なんでしょう?名波さんがそう言いましたよね?」 『いや…だったんだ…お前が誰かを抱くのが…』
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