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『うわっ』 名波はそのまま時雨に持ち抱えられ、ベッドへと運ばれる 優しく降ろされて、時雨は名波の顔の両側に肘を付く 時雨は名波の顔にかかった髪をそっと掬い上げる 「名波さん…綺麗です」 『もうっ、そうゆうのいいから!そうゆうのは女性に言ってやれ』 「俺は女性にそんな事言いませんよ…貴方にしか…もう一生、貴方にしか言わない」 『時雨…バカ…本当にいいのか?俺は男だぞ』 「今更ですか?ずっと好きでいろって言ったじゃないですか」 『そうだけど…お前が俺を一度抱いて、それで無理ってなった時は…許すから…』 「バカは貴方です、俺はこんなに貴方に欲情してるのに…むしろ、一度で満足出来そうにないので、先に謝っておきます」
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