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時雨は名波のナカから出ようとしないまま、もう一度ローションのラベルを読み出す 『まったく…変な物買ってきやがって…』 「彰良さん…さっきは貴方の色気で余裕なくて、最後まで読まなかったんですけど…」 『ん?』 名波は時雨からそれを取り上げ、裏を読む 【※媚薬と思って楽しめましたか?実際はただの温感成分です】 『は?』 「クスクス…だそうです、でもよかった」 『何がだよ』 「貴方があんなに感じてたのが、薬のせいじゃなくて…本当に俺ので感じてくれてあんな風に乱れてくれてよかった。俺は貴方を満足させられましたか?」 『……』 「貴方は色んな経験をしてて…俺は初めてだったから…」 『バカ…』 「彰良さん?」 『もう一回…もう一回したら、わかるかも…』 「そうですか?それならわかるまで何度でも…」 『クス…なぁ…玲…』 「はい、彰良さん?」 『…愛してる…』 END
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