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第1話
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!ドスーン!!バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!)
時は、2018年7月6日の夜9時半頃のことであった。
雷を伴って1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降り出した。
この時、西日本全域と東日本と北日本の一部に大雨特別警報が発令された。
ここより、恐ろしい悲劇が始まった。
場所は、多度津の中心部にある桃陵公園にて…
町内の私立高校に通う松ヶ花直人(18歳だが高1のまま)がフラフラと立ち寄った。
学校は『午後以降に列車の運行が止まるので早いうちに帰宅してください。』と生徒たちに伝えた。
しかし、直人は家に帰らずに友人たち6人と一緒に丸亀市内に遊びに行った。
夜8時半頃、直人は友人たちと別れて帰宅しようとした。
この時、四国地方のJR全線が運行を停止していたことに気がついた。
どうしよう…
家に帰れなくなった…
直人は、どうすることもできずに暮れていた。
そして、直人は桃陵公園)にやってきた。
このあと、直人は、ものすごく恐ろしい事件現場を目撃するのであった。
さて、その頃であった。
ところ変わって、観音寺市室本町にある直人の家にて…
家の居間には、直人の義母・奈美(31歳)と義妹・多香子(14歳・中3)と1歳3ヶ月の末の義妹と祖父の鹿之助(78歳)がいた。
テレビの画面には、NHK総合テレビで放送中の『NHKニュースウォッチ9』が映っていた。
女子アナの桑子真帆さんが怒った声で大雨特別警報が発令された地域に対して『最大級の警戒をお願いします!!』と伝えていた。
テレビを見ている家族たちは、ものすごく心配な表情を浮かべていた。
この時、直人の義父・ひさと(56歳)は箕浦の工業団地にある工場にいた。
ひさとは、豪雨災害の対応に追われていた。
そんな中であった。
テレビを見ていた鹿之助は、ものすごく心配そうな声で奈美に言うた。
「奈美さん。」
「義父さま。」
「直人はまだ帰ってこないのか?」
「ええ…」
「もしかしたら、直人はどこかへ遊びに行ったのではないのか?」
この時であった。
鹿之助は、奈美が着ている白のTシャツから透けてみえるMカップのふくよかすぎる乳房を包んでいる組み合わせビキニのネイビーのブラジャーをみて激しくコーフンした。
奈美は『義父さま…欲求不満がたまっているのね…義母さまを亡くしたことが今でもせつないのね…』と想った。
この時、近くに多香子と末の義妹がいた。
奈美は、多香子に対して義妹を連れて行きなさいと言うた。
「多香子、なえちゃん(末の義妹)をおかーさんが使っている寝室へ連れて行ってね…おかーさんはあとで行くから、それまではなえちゃんのそばにいてあげてね。」
多香子は、奈美から言われた通りになえちゃん(以降、義妹はなえちゃんと表記)を連れて奈美が使っている寝室へ行った。
それからしばらくして、鹿之助はテレビの電源を切った。
その後、奈美が着ている白のTシャツとネイビーのパッチワークデニムのスカートをながめた。
「奈美さん…ワシは…」
「あっ…義父さま…」
鹿之助は、奈美をじゅうたんの上に寝かせたあとパッチワークデニムのスカートの中に手首を入れた。
鹿之助は、組み合わせビキニのボタニカル柄のショーツを脱がして足もとから抜きとった。
「ダメ…恥ずかしい…あっ…」
鹿之助は、奈美の身体にのったあと奈美のふくよかすぎる身体をむさぼりまくった。
(ドカーン!!バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!ドスーン!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!)
時は深夜11時半頃のことであった。
この時、雨の降り方がよりし烈になった。
同時に、ものすごく恐ろしい雷鳴が町一帯に響いた。
直人は、桃陵公園の敷地内をウロウロしていた。
公園の出口がどこにあるのが分からなくなった。
直人は、ものすごく困り果てた。
オレ…
今、どこにいるのか…
出口がどこか分からない…
どうしよう…
きょうは…
いつもと違って…
雨の降り方がきしょく悪い…
こわい…
こわい…
その時であった。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!やめてー!!」
よりし烈な雨が降りしきる中で、若い女性の強烈な叫び声が響いた。
叫び声を聞いた直人の身体にものすごく恐ろしいセンリツが走った。
ウソ…
マジかよ…
テレビドラマで出ていたレイプシーンが…
まさかこの近くで…
ウソ…
ウソやろ…
さらにそこから100メートル先のところで再び若い女性の叫び声が聞こえた。
「やめてー!!やめてー!!赤ちゃんが産まれてくる部分に変なことをしないで!!胎内に赤ちゃんがいるのよ!!やめて…お願いだからやめてー!!」
そして、次の瞬間…
(ピューッ…ポトッ…)
その時であった。
直人のあしもとにぐにゃりと折れ曲がった白の布地がおちた。
それを見た直人は、より激しいドキドキに襲われた。
白銀のフラワーレースのショーツ…
うっ…
ウソやろ…
まっ…
マジかよ…
こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ…
この近くで…
レイプ…
ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど…
どうしよう…
一刻でも早く出口を探さないと…
大急ぎで逃げないと…
大パニックを起こした直人は、さらに恐ろしいものを聞いた。
「やめてやめてやめてー!!やめてー!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
続いて、布地が思い切り破れる音が聞こえた。
うっ…
ウソやろ…
ウソやろ…
どうしよう…
早く出口をみつけないと…
大パニックを起こした直人は、冷静に物事を考えることができなくなった。
「イヤァァァァァァァァァァァァァ!!赤ちゃんに与える大切なおっぱいなのよ…赤ちゃんに与える大切なおっぱいだからやめてー!!」
(ブチッ!!)
続いて、金具が思い切り壊れた音が聞こえた。
直人は、さらなる恐怖におびえた。(ホンマか?)
そしてまた次の瞬間…
(ピューッ…パサッ…)
この時、ショーツと同じ柄のストラップレスのブラジャーが金具が壊れてちぎれた状態で直人の顔におおいかぶさった。
うっ…
ウソ…
ウソやろ…
欲望に負けてしまった直人は、アリジゴクへ引きずり込まれた。
結局、直人は7月6日から8日にかけて家に帰宅しなかった。
話は、それから3日後のことであった。
JRは運転を再開したが、予讃線は財田川にかかる鉄橋が一部折れ曲がる被害が出たので観音寺から本山までの間はバスによる代替輸送が行われた。
制服姿の直人は、ものすごく眠い表情を浮かべながら観音寺駅のバス乗り場に停車している代替バスに乗り込んだ。
直人は、座席に座ったあと大きなイビキをかいて寝ていた。
夜更かし、寝坊、チコク、ハヤベン…
直人は、悪い子になった原因はどこにあるのか?
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