初夜

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初夜

しずくさんは 朝ごはんを作る ますおさんは匂いで 目が覚める そうだ もう 自分で作らなくていいんだ しずくさん おはよう ますおさん おはようございます こんなのしか出来ませんでしたが とますおさんはテーブルを見ると だし巻き卵に 納豆 キムチ 味噌汁 焼き魚 もう 十分ですよ いただきます ますおさん 忘れ物 では いってくるよ はい いってらっしゃい しずくさんは その後片付けをして 洗濯を干す しずくさんは 専業主婦 今日の夜 何にしようかな 疲れて帰ってくるから にんにく炒めにしようかな ますおさん何が好きなんだろう 聞いてみよう 夜 ますおさん帰る お帰りなさい 夜ご飯食べて下さいね 精のつくのを作りましたから ますおさんは 赤くなった しずくさんしたいのかな そんなことないな とご飯を食べる 風呂も沸かせておきました 君も入らないか えっ? わたしっ 一緒に入りたいんだ 恥ずかしいので無理です そうか ますおさんは残念そうでした お互い そろそろと布団に入る 実は 会社の人から 子づくりはもうしたかね と言われてね まだ といったら 嫁さんが悲しむというのだから つい そんなこと言ってしまった すまん いいのですよ わたしはあなたと布団に入れれば 幸せなのですから 好きだ しずくさん と抱きしめる ますおさん わたしも好きです お互いに気持ちがあい しようか はい お互いとても気持ちよくて いきそうになりました 難なく終わり ホッとしました 子ども出来てるといいですね はい お休みなさい
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