鼓動⑥

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泣き濡れながら何度も死を望みながら怖くて生き延びるしかなかった自分にようやく報いる事が出来るかも知れない。 正しくないかも知れない、でも間違ってはいなかった。 これまで沢山乗り越えて来たんだ、大丈夫なんだと抱きとめてもらった。 恐れも悲しみもまだまだ終わりなく続く。 しかしそれを抱えて生きる事は恐ろしくも悲しくもない。 ·
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