腎臓と星《2》

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あらすじはタイトルコールで概ね述べた通りなので割愛する。 いや全然述べてはいないけど、頭が痛過ぎてそう何度も振り返りたくないので許して。 「てか、え、俺、ちゃんとドアのロック掛け……ええ?」 「ちゃんと掛けてたべ、大丈夫大丈夫」 「何も大丈夫じゃねえよ!?どうやって開け……いややっぱ言わんで良いなんか窓開けてないのに風通し良いし聞きたくないマジで殺される」 「車上荒らしとかじゃねえしクロス何とかにも話つけてやっから大丈夫。多分」 「大人の世界は多分じゃ通用しないのよボク……。てか黒須何とか……。え、知り合い?余計怖いって」 ──駄目だ頭爆発しそう。 エンゾ君この状況で食い続けないでさっきまでの勢いで何とかして、と思ったけど完全に●子VS伽●子だわ。 結果的にこっちが一番被害被る奴だ。 素直にご主人様に連絡取るのが無難かとも思いつつ、めっちゃ嫌だなあ怖いなあ。 見知らぬボクもワンチャンガチでお知り合いで本当に何とかしてくれる可能性もあるけど、まあ信用ならない。 「……ええっと、黒須サンに御用?そもそもの話」 「まあ最終的には。【大人の世界】じゃアポとかちゃんと取れとか言うべ?だから気ィ進まなかったんだけどよ、あんまりにも変な動きしてっから何かと思って接触してみたら……」 「発信機か何か仕掛けてんの?怖過ぎ」 「イメチェンした?」 会話をしよう会話を。 .
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