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「ぁっ、っ、やめっ、神くんっ」
「会長、もうイッちゃう?」
神くんがクスクス笑いながら抽挿を繰り返す。
背後から激しく腰を揺すられながら、今にも熱を吐き出しそうに昂った陰茎を扱かれて、机についている手が痙攣しているように震えて。
どうしようもない愉悦だと錯覚してしまいそうな快楽に、射精感が込み上げてきて必死で唇を真っ白にしながら噛みしめて堪える。
「イかな……ぁっ、い」
すると神くんが益々腰を打ち付けてきて、湿った肌と肌がぶつかり合う音がより一層高まって、奥を抉られる様な強い刺激に俺、座古 馨の口から堪えきれない嬌声が漏れる。
「会長、足ガクガクですよ?」
扱かれていた指が先走りの液を纏いながら、ぬるっと胸の飾りを摘まみ上げられれば、俺は一瞬射精してしまったのかと思う程、大きく身体を反らせた。
「ぁっ、神く、ゃめ…」
「僕もうイキそうだから、会長もイッてくださいよ」
その言葉に腰が震える。
達したい。早く精を吐き出してスパークしたようなあの快感が欲しくてたまらないのに、言われるがままに翻弄されちゃいけないと思ってしまう。
でももう、小刻み揺れている鈴口から僅かに精が滲み出ていて。我慢することなど許されないのだと、悟る。
「神く……俺も……ぅ……出ちゃ……」
「イッていいですよ?」
耳朶を食んでから中に吐息を吹きかけるように囁かれる、その熱を孕んだ言葉に俺はとうとう陥落してしまって。
ブルっと腰を震わせて「ふ、ぁっ」と吐息をこぼす。
「神くんっ……出るっ……ぁっ、うんっ」
俺が飛沫のように勢いよく精を吐き出したと同時、中に神くんの熱が注ぎ込まれて、その熱さに太ももが粟立って痙攣を繰り返す。
尻からトロリと白濁がふくらはぎに伝った。
「会長、後始末よろしくお願いしまーす」
そう言って後輩の一年生で生徒会書記を務める神 理生は生徒会室から出て行った。
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