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僕はコンビニを出て自宅アパートに帰ることにした。
広い通りから路地に入って少し歩いた所で左に曲がり、また少し歩いた所を左に曲がるとアパートがあるはずだが、何故か僕はまた元の広い通りに出てしまった。
僕は不安になって少し早歩きで、元の路地に入って少し歩いた所で左に曲がり、また少し歩いた所を左に曲がると、何故か僕はまた元の広い通りに出てしまった。
僕の頭の中は混乱して、いったい何が起こっているのかわからず、不安な気持ちに襲われた。
僕はスマートフォンのマップアプリを起動して今自分がいる場所を確認すると、僕は想像しているとおりの場所にいることがわかった。
マップアプリを見ながら広い通りから路地に入っていき、少し歩いた所で左に曲がり、また少し歩いた所を左に曲がると、マップアプリではすぐ目と鼻の先にアパートがあるはずだった。
でも少し歩くと何故か僕はまた元の広い通りに出てしまった。
何かがおかしいと思った僕は、どうしたらいいのかわからなくなって混乱した。
広い通りは静まり返っていて、車は1台も通らず、周りに人が誰もいない状態だった。
僕は最初に入ったコンビニに行ってレジの前から、
「すみません」
と言っても、店員が現れることはなかった。
僕は気持ちが焦るばかりで、またコンビニを出てアパートに向かって走り始めた。
路地に入って少し走った所で左に曲がり、また少し走った所を左に曲がると、何故か僕はまた元の広い通りに出てしまった。
僕は目をつむってどうしたらいいのか考えていると、ドスンという音とともに腰に痛みを感じて目を開くと見覚えのある天井が見えて、そこはアパートの一室で僕はベットから落ちたようだった。
(夢だったのか!)
僕は少しほっとしてゆっくりと起き上がると、時刻は21時を過ぎていた。
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