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わが拙歌詞集・花散り姫
「花散り姫」…故・夏目雅子さんを詠む
㈠桜花君をともつれ 散りぬべみ せめて見たや見たや
上りて舞ひ奉れ 清水に これぞ今際の 花舞台
㈡行く水の流れて二度は 還るまじ よしやさればされば
川面に落ちて雅なれ 加茂川の 落ちてくくらむ 紅色(べにいろ)に
㈢雪紛う花が散る散る 風に舞う 舞えや狂え狂え
女情念たけのまま 泣けよかし いかにこの世を 断ちぬべき
※故・夏目雅子さんの大ファンでした。号外が出たほどの突然の訃報だったので本当に驚いたし、ショックでした。この歌詞は彼女を偲んで後年に作ったものです。まさに蓮のように清廉なイメージを持ち、またバラの情熱をも合わせ持った、美しく、魅力的な方でしたね。
【夏目雅子さんのイメージ ↓from pinterest】
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