入れ替わり

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入れ替わり

「さぁて、あの子を独り占めぇ✦」 コピー(裏のアリス)はいった。 「ああ!ひどいー!」 アリスは言う。 「でも入れ替わるのよ?  私とあんたはよ?」  コピー(裏のアリス)は言う。 すると、リクが 「早くして―。」 するとコピーは鏡に入れた。 「はぁーい!リクくんごめんね。遅くなって・・・」 すると 「・・・コピー、バレバレだ。」 するとコピーは 「――許さない・・・」 すると、リクを鏡の前に立たせ、コピーを作ろうとすると・・・ さっき入れたからか 予想通り、私が出た。 思わず、私は 「うええええん、ごわがっだー!」 リクの服が濡れるぐらい泣いてしまった。 するとリクはコピーに向かって 「アリスはおとなしいが、怖いときは泣く。  これこそ俺の知っている本当のアリスだ。」 リクがはっきり言うからかコピーは 「許さん許さん・・・」 舌打ちをすると真の姿を表した。 「やはり憎しみの少女、山花玲か。」 リクは悔しい顔で言う。 「山花、玲?」 アリスは聞いた。
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