上条くんは一人がいい 2

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「久しぶりにあったと思えば、めっちゃ頼もしくなってんじゃん?  じゃあ、頼もっかな?流牙たちのこと。期待してるよ?」 と言った。 俺は、「おう!」と答えた。が、実際どうにかできるものではなかった。 それを知っている聖奈は、ホントにできるの?って顔で俺の方を見ていた。 「そんなに不安そうな顔で見んなよ。大丈夫、あいつらは社会的に抹殺するから。」 正直人と喧嘩とかしたことなくて、不安だった。だが、自分の大切な人がこんなに苦しんで、困ってるのに、俺が手を差し伸べなければ、静空の将来に影響するかもしれない。 俺らが楽しく話してる時、  ピーンポーン 呼び鈴がなった。 「ちょっとでてくるわ。」 と言って静空のお母さんが玄関に向かう。
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