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夜6時に家を出て、車を走らせ国道へ。ちょうど帰宅ラッシュの時間帯。少し渋滞にはまったものの、予定の15分前にレストランへ到着した。
陽は沈みかけ、辺りは薄暗くなりつつあった。あの頃、彼女と一緒に見た夜景が自然と思い出された。
店に入り、名前を告げる。店員はそれを確認すると、予約席へと案内してくれた。
キャンドルが1つ灯るテーブル。
そこへ案内され、着席。
夜景の見える窓際の席。
すでに夜景が煌めいている。
出された水をひと口飲むと、すぐに前菜が運ばれてきた。
サラダとコーンスープ。
それを静かにいただく。コーンのほのかな甘みが口いっぱいに広がった。
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