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父は最低ながらも 仕事では偉い立場らしく 僕の家はそりなりに裕福であった たまに父に成績を聞かれることがあるので 僕は母のような標的にならないように 勉強に努めた 学校でも上位の成績に 位置していたため、 父から何も言われることは、 なかった その代わりに 母からは、薬学部に行くように それとなく言われていた 母のその目から 何かを感じ取ることが出来た 僕は何かを察し 薬学部に合格した後 薬剤師になった 父の暴力は続いていた
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