⑤休日なんて聞いてない!

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⑤休日なんて聞いてない!

何度も何度もイかされた。 いつの間にか意識を失って眠りについていた。疲れを残したまま目が覚めた。尻が変だ。太ももの裏も腰も痛い。しんどい。 隣を見ると、塩顔イケメンが目を閉じて寝ている。俺は…。あ、パンツ履いてる。まさか、履かせてくれたのか。優しい。優しい?違うだろ!勘違いすんな!コイツに俺はブチ犯されたんだぞ。 それより俺は今日休みだけど、コイツは仕事じゃねーのか?ほとんど寝てねーだろ…。それにしても本当、顔良いよな。いけ好かないけど。 顔を見ていると瞼が開いた。 「あ、おはよー。縁くん。」 そう言って、俺を抱え込んだ。 「なんてステキな休日なんだろう。今日は1日一緒にいようか。」 「え!?」 「縁くん休みだよね?」 コイツも休みなんて聞いてねーよ!! 「どうしたの?耳まで赤いよ。あ、もう1回する?」 俺は出口を睨みつけた。 「しない!!ていうか、もうしない!!」 「怒るなよー。良かったくせに。」 尻に手が伸びて臀部を撫でられる。 「やめろ!」 ゆっくり臀部を揉み込まれる。 「筋肉痛にならないようにほぐしておくね。」 「本当にやめ、てっ、てえ。」 変なスイッチが入ったように体が勝手にくねり出す。 「ふふ。縁くん?したくなったんじゃない?」 「なってな、いっ。」 でも、前が固くなってくるのを感じる。ほんの数時間前、抱かれ続けた体は完全におかしくなっている。誰でもない目の前にいるコイツのせいだ。 パンツの中に手を入れられて、俺のソレを掴まれた。 「感度が良いんだね。我慢しなくて良いよ。」 「う、あ。や、め。や、だっ。」 下着をずりおろされた。出口が起き上がったかと思うと、俺の下半身に顔を埋めて俺のソレを口に入れた。 「は!?ちょっと!待って!!」 俺が止めるのも聞かずに、舐め回したり吸い込んだりする。舌で割れ目を抉るように舐められ我慢できずに 「ぅうああ!」 おれは腰を動かしながら出口の口の中に射精してしまった。出口はソレを飲み込んで、ふふっと笑う。 「…ひどい。」 「ん?」 「こんな恥ずかしいこと他にない。」 剥き出しにされた下半身は、絶対に見たくなかった。無理やり何度も射精させられた。太ももで彷徨っているパンツを引き上げた。 「俺は俺が信じられない。」 涙が溢れてくる。 「なんであんたなんかに!」 掴みかかろうとすると、逆に抱きしめられた。 「僕、縁くんが大好きなんだよね。しょうがないよー。それに縁くんの体は僕を覚えたみたいだよ。どんなに縁くんが僕を嫌っても逃げられないよ。」 「ふざけんな!!」 どんなに離れようとしても放してくれない。コイツの胸の中でただジタバタするしかなかった。
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