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中休み②
会議室に残った浅野はしばらく堂島と話をしていたが、マネージャーからの電話を受け別室へと移動した。
今日はこの打ち合わせだけの予定だったが、急な仕事でも入ったのだろうか?
浅野は首を捻りながら、指定された部屋へと入っていく。そこには、さっきの番組ディレクターと高橋の姿があった。
「えっ!? 何でお前が?」
「俺を騙せると思って、かなり喜んでたらしいな」
「そ、それは……」
浅野はしどろもどろになりながら言葉を探したが、ディレクターに椅子を奨められ腰かけた。
「では、本題に入りましょう」
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