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仲間探しゲーム
主催者は嬉々としてルールを語る。
「こちらが出したお題に則した共通点のある人とペアを作ってもらう。正しい組み合わせではなかった者はここで敗退となるよ。──人数的に1人余るが、この余った者は次のゲームを有利な状態から始めることができる。頃合いを見てまた答えを問おう──」
ルールを聞いている最中──戦々恐々としている者、冷静に頷く者、首を傾げる者、顔を顰める者……反応は案外様々だった。
「それではお題を発表しよう。お題は──優しくいこうか。『キーアイテム』。……ゲーム、開始」
ぷつんと声は聞こえなくなった。
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