王子様ゲーム

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王子様ゲーム

 それは突然だった。天井から地響きのような音が鳴り響かせながら、先程見た“少女の閉じ込められた檻”が降ってきた。  “少女”は言った。 「最後のゲームは私からお伝えします。その名も“王子様ゲーム”」  皆に衝撃が走った。 「グルだったのか……?」 「グル?」 『灰かぶり』の言葉に“少女”は苦笑した。 「グルもなにも……私は主催した側の人間です」
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