Cute Kids

2/6
前へ
/6ページ
次へ
「もしもし?あ、叔母さん。・・・うん、元気。・・・うん。・・・うん。・・・ちょっと・・・え??・・・・・・・・・・・え?・・・あ、ちょ、まっ!」 ツーツーツー、と無情な音をたてる受話器を見ながら呆然と呟く。 「・・・え?ええ?えええ?」 しばらくすると家のチャイムがなった。 「はい・・・」 こわごわとドアを開ける。 「イェナー!会いたかったわ!」 「いぇなー!あいたかたわ!」 「こんにちは、叔母さん。・・・えと、こんにちは?」 叔母さんのあとに挨拶してくれた子に返事を返す。 「こんにちわ!ぼく、パク・テリム!」 「(か、かわいい・・・!!)」 にひっ!と笑うテリムくんに悶絶してると、履いていたスカートを掴まれる感触があった。 「ぼくのテリムだよ!うばっちゃ、め!」 ぷんぷんと怒っている、これまた可愛い子。 「ごめんね。お名前はな・・・」 「はい、後で後で!お邪魔するわよ!」 「名前聞いてる途中でしょうがぁ!」 ハユン叔母さんは7人の子どもたちを連れて私の家に入っていった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加