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アルマミハラは腕組みをしながら、「あなたは何か勘違いをされていませんか?私達はあくまでも外交官という立場であり、世界を動かす政治家ではありません。まっ、確かに世界政治を動かすきっかけを作る事はありますが」と真剣な眼差しでトナミに話してきた。
「あなたの思いは夢物語で終わる。その夢を可能にするには、オイルマネーが必要だからな。君は・・・、私達に援助を期待しているのかな?」
アルマミハラの瞳が妖しく見つめてくる。
「確かに・・・。あなた達に援助を求めているのは確かです。私にはあなた方程の財力はありませんから・・・」と話の途中で、アルマミハラが、「いや。あなたの考えはわかりました。どうでしょう?まずはコロニーシップ計画を遂行し、数年掛けて宇宙移住計画を実現するというのは?」と、聞いてきた。
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