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27,いつでも どこへでも
祖母が整骨院のマッサージ機の上でどんなことを考えているか考えながら書いた話です。
その整骨院のマッサージ機はウォーターベッドになっていてまるで波に揺られているようです。
扇風機の風も心地よく旅行好きだった祖母は昔言ったハワイを思い出しているのではないかと感じたのです。
ヤシの木、海、空の絵を見つけて使いました。
現実ではなく頭の中だけの世界なのでぼんやりと周りがぼやけたような画像を探しました。
優しい色も現実感がなくていいかなと思いました。
文字色は空と海の色で同じく記憶の中だけにある今にも消えそうな感じを出しました。
それでいて文字はしっかり読みやすい文字を選んだのは夢の世界ではなく、確かに昔現実にあったのだというところも出したかったからです。
https://estar.jp/novels/26059190


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