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その前に、並んでいた女性客が
俺の事をジッと見つめてくる…
お客♀️
「お兄さんカッコいいですよね!
笑顔がステキです//」
俺は少し照れくさくなりつつも
愛想笑いをしつつ、お値段を伝える。
そして、会計を済ませた
女性客は去っていった。
俺
山城 優斗
「ありがとうございました!
またお越しくださいませ。」
次に来たのは、今朝すれ違った
あのミディアムヘアの男だ。
よく見ると、鎖骨の所から
タトゥーが見えた…ムカデっぽいな…
ミディアムヘアの男
「山城て言うんだな…名字…」
男は俺の名札を見てポツリと呟き
俺は、そいつが持ってきたのは
中華弁当とお茶、昼食か…?
俺
山城 優斗
「は、はい、まあ…」
商品をレジに通す。
ミディアムヘアの男
「オレ…夕闇 毒牙って言うんだ…
ねえ、山城さん…何時までだ?仕事…」
初対面でここまで聞いてくるとは…
俺
山城 優斗
「すみません、そういうのはちょっと…
他にも、お客さん並んでますし
お会計をお願いします。」
夕闇と名乗った、ミディアムヘアの男は
フクク…と小さく笑って財布を取り出し
会計を済ませた…
夕闇 毒牙
「オレ、諦めないから…」
夕闇は買い物済みのカゴを持って
袋詰めのコーナーに向かったんで
次のお客の対応をしていくわけだが…
夕闇はイートインコーナで
弁当を温めて食べていた
もしかして、本当に俺の
勤務終了時間まで、居座る気なのか…?[汗
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