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弁当を食い終わり、容器を
事務所のゴミ箱に捨てて…
あらかじめ持ってきていた
歯磨きセットを手に、男子トイレで歯を磨き
エプロンとバンダナをして
担当の、6番レジに戻る。
俺
山城 優斗
「店長、戻りました!」
店長
「ああ、お帰り…
じゃあ…あとは頼んだぞ。」
俺は頷いて、店長とレジを変わる。
蟲|数時間後|蟲
そして、数時間後…
勤務終了時間になった。
イートインコーナを見ると
あいつもいなくなってたし
ホッとした俺は、スタッフオンリーの
事務所で帰宅準備したあと
スーパーから出て、例の
変質者に注意!!の立て看板がある
道路の歩道を進む…
やっぱ、夜だと不気味だよな…
人が誰もいない。
家に向かって歩いてると…俺の足音の後に
違う足音が聞こえることに気付いて
立ち止まり、振り向く…
人影が見える…
まてよ、あいつはッ!
ミディアムヘアの男
「ペロッ…」
やっぱりそうだ!夕闇だ!
ってか…ナイフを舐めてやがる…[汗
な、ナイフなんて…いつから
も…もしかして…ずっと、持ってたのか?
しかし…買い物してた時
そんな物騒な物は、持ってなかったはず…
夕闇 毒牙
「山城ぉ…お仕事、お疲れ…💙」
…[汗
俺
山城 優斗
「な、なんだよ…
そんな物持って、俺に近づくなッ」
近づいてくる夕闇に、俺は後退る…
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