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目標をもって
9月になるなぁ……なんて思っていたらあっという間にもう10日も過ぎ去っていた……。
時間の経つことのなんて早いこと。
そんな今日、久しぶりにお友達から電話がかかって来ました。佐々森の小学校時代からの友達。彼女は私に本の素晴らしさを教えてくれました。毎日学校の図書室へと誘ってくれて、この本が面白いとか、こんな本があるよといつも教えてくれていました。
佐々森は、図書室は好きですし、本も好きです。だけど、文字を読むのはあんまり好きではありませんでした。
簡単に読めるものから読んだらいいよ。と、言ってくれて、毎回図書室に行き本を借りては、最後まで読めずに返す。を繰り返していました。たぶん最後まで読んだ本は数える程度だと思います。
その子はミヒャエル・エンデのはてしない物語や、モモなど、長めの物語が好きで良く読んでいました。私はその本を手にしただけでこの量……と、怖気付くのです。
と、まぁ、佐々森は本は好きでもあまり読まない子供(今でも)だったのです。
そんな彼女からの電話は、声を聞いて話を聞いて欲しかった。と、いうもの。
いつも、唐突に電話をかけてくるんです。今日は仕事もひと段落、夕飯を食べ始めた頃でした。
彼女には持病があります。
子供を産んでからそれがひどくなったようです。
私が執筆をしているということは、ライト文芸大賞で青春賞をいただけた時に、思い切って話をしてみました。良かったら読んでみてほしいと。あれからしばらく経っています。
読みたいんだけど、なかなか読めなくて。
スマホの電磁波が体にかなりの疲労を与えるらしいのです。だから、普段はガラケー持ち。私の作品を読むにはスマホの画面を見なければならないから、とても疲れてしまうようなのです。だから、なかなか読めなくて、と、謝られました。
それは仕方がない。体が不調になるなら読まなくてもいいよ。と、無理にはすすめませんでした。
本が好きな彼女。
だから、私は自分の作品を一つでも書籍化して、紙の本として彼女に届けてあげれる日が来ればいいなと、あらためて思ったのです。
彼女にも、本になれば読めるよね!頑張るから!と、目標を掲げました。
書籍化は簡単なことではありません。だけど、チャレンジするのは意味があるし、チャンスがあれば夢は叶うと信じています。
彼女に元気になってもらえる報告と作品作りを頑張りたいなと改めて、執筆への意欲を沸かせてもらえた電話でした。
友達は大事。
2023.9.10
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