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あの日から、あの味が忘れられない。 世界が一変してしまったかのように思える。 思い出すと、目の前がきらきらと輝く気がする。心が騒ぐ。口の中にあの味が甦るのだ。 あの美味い、唯一無二の時間が欲しい。 なんとしてもあの缶飲料を手に入れたい。もう一度口にしたい。 二度と手に入らないかも知れないと考えると、胸に鋭い痛みが走る。張り裂けそうになる。 ためいきばかりが漏れる。
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