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eins
「入ります。」
そんなに時間たっていたっけ?
「紹介します。この子はリカ。」
目のところに布を着けていて前が見えているのか心配だ。
あと小さい。
何歳だろう…………
「ねぇねぇー」
宮治さんが呼ばれているのか?
「君だよー、ねぇねぇー?」
「私………?」
「君さー、僕より年下だよー?」
嘘だろ?
見た目8歳なんだけど。
あと、なんでわかった?
「君は顔に出るんだよー?」
といってきゃらきゃらと笑っている。
なんだろう、この子…………
「僕ー?僕はリカってさっき言ったじゃん?」
そういうことではない。
まぁ、良いか…………
「あの………宮治さん」
「どうしました?」
「あの……どうしたんですか?」
「どうした……というと?」
「リカちゃん?はどうしてここに……?」「リカでいーよ?」
と私の周りをくーるくーる回っている
「それはねー?リカが会いたいっていったからだよー?」
「うわっ」
「うわっ って…………さすがに傷つくよー?」
「急に現れるのが悪いんです。」
「えー?じゃあ言ったらいいってことか。」
「そういうことでは……………!!!!」
誰だろう、この人
「これはカワカミだよ!」
「ねー、これってひどくない?」
「カワカミはそれで良いと思うんだけどなー?」
「ひどーい(笑) あ、改めて川上でーす。よろしくねー?」
なんか…………すごい。
チャラそう。
「やっぱりカワカミってチャラいよねー?」
「そんなこと思っているの⁉」
「しょうがないじゃん。カワカミだもの。」
「ひどくない?」
なんか緩い…………
「あ、でートキくんさー?」
「はい?」
「ここの事どう思ってる?」
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