急変
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見覚えのある青いスニーカーが片方だけ落ちている。 孝介が高さ3メートルほどの崖下を覗くと、そこに里香が倒れていた。 「里香!!」 柚子が叫んだが、富士山が発する轟音にかき消されてしまう。 孝介は近くの木に手早くロープを結びつける。 降りていく彼を、柚子は見守るしかなかった。 孝介は里香の元にたどり着くと、彼女の呼吸を確認する。頷くと両腕で「〇」のサインを作って見せた。どうやら息があるようだ。
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