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一方、その連絡を受けた彼女は急いで支度をして家を出た。日はもう沈みかかっていた。
サイコロを振って自宅に一番近いテレポートマスへと向かう。
しかしなかなか路地に入れず悪戦苦闘してしまう。
そうして二十分が経った。やっとのことで路地に入ってテレポートマスに止まる。そうして彼女も町の外れの森へ消えていったのである。
テレポートするとまたサイコロを振るそうして彼の元に近づいていく。幸い、位置情報でどこにそのマスがあるのか分かっているので道なりに進めば着くはずだった。
彼女が見ると、彼の位置を示すピンは消えていた。
「え……?」
そんな中、誰もいない告白マスに辿り着いたのであった。
奇跡的に止まれたのは運がいいのか、それとも……。
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