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「乳首だけで昇天してしまうなんて、意外と淫乱なのですね」
「…何で…こんな…」
息を切らして、涙目になりながら私を見上げる洸弍くん。
その顔は逆に私を欲情させるというのに。
だから、洸弍くんのモノを扱きながら言った。
「お仕置きですよ」
「アァッ!ん…はぁ、アッ!」
「さっき昇天したばかりだというのに、もうこんなに硬くして…」
洸弍くんの喘ぎ声が響き渡る。
「アァッ!ん…やっ!め…ンッ!」
嵐と神威さんが重なってみえたから、なんて。
洸弍くんは関係ないのに。
でも止まらない私の欲望。
「アァッ!アッ!ん…や、はぁ、アァッ!イク!イクゥ――…!」
10分ぐらい扱き続けると、媚薬のせいもあり洸弍くんはまた絶頂に達した。
私は洸弍くんを縛りつけていたネクタイを全て外し、両手両足を解放させた。
抵抗力が弱っている彼が、逃げれるはずないと確信していたから。
「見れば見るほど愁弥さんに似ていますね」
「あんな奴と…一緒にするな」
「お嫌いなのですか?」
洸弍くんは机の上にあったティッシュで汚れた体を拭いて、私を睨んでいた。
あんな高貴な方を嫌いだなんて信じがたい。
「俺は綾くんが好きだから兄貴は嫌いだ」
愁弥さんの面影で、その名前を口にするとは。
あなたまで神威さんを好きというのなら、この程度では終わらせない。
少しだけ苛めるだけの予定だったのに。
非常に残念だ。
洸弍くんが剥ぎ取られた服を着ようとした瞬間、その手を掴んで床に押し倒した。
「…っ!」
「あなたが悪いのですよ」
私を怒らせたあなたが。
洸弍くんの両手を左手で抑え付け、再び硬くなっている洸弍くんのモノを扱いた。
「やめっ…!」
「体はやめて欲しくないようですね?」
先程の精液が残っており、自然に秘部へと流れ落ちていく。
そのまま中指を秘部に入れると、すんなりと受け入れる。
「やっ!…アッ!アァッ!」
「指を増やしましょうか」
指を3本まで増やすと、媚薬のせいもあり喘ぎ声が止まらないようだ。
「アァッ!は、あっ…アッ!アァッ!ん…アッ」
もともとこんなに感じやすい体をしているのか、それとも媚薬のせいなのか。
抵抗しながら喘ぐ姿が愁弥さんと被る。
もうあの時の切なさを思い出したくない。
神威さんに愁弥さんを奪われた、あの時の切なさを。
「アッ!アァッ、い…イク!は、あぁ…ん…イク!イクゥ―…!」
そして洸弍くんは3度目の絶頂を迎えた。
息を切らして、虚ろな目をしている姿も綺麗だ。
そして私は指を抜いて、自分のモノを取りだし洸弍くんの秘部に押しあてた。
すると、力など出ないはずなのに精一杯の抵抗をしてきた。
「や…めろ!…いやだ!」
「そんなに嫌ですか」
抵抗をした顔は見たくない。
優しくしてしまいそうだから。
だから洸弍くんを四つん這いにさせて、後ろからゆっくり挿入をした。
「嫌だ!や、め…!」
細い腰を掴んで、激しく突くと泣きながら洸弍くんは抵抗をする。
「いや…だ、…ら!大空…大空っ!大空ぁっ!」
嵐の名前を叫びながら抵抗をする姿に驚いた。
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