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小説13
私は幽霊に「真面目に答えてて欲しい」と言った。
すると、幽霊は力を抜いたのか、どうか分からないのだが、寒気と重圧感は消えていた。
幽霊は悲しそうに呟くように言った。
「私の名前はレイコ」
幽霊のレイコか良い名前だ、とも思って、「漢字は」
と聞くと玲子と教えてくれた。たぶん、この字だと思う。
私は、調子にのって言ってはいけないかも知れない、質問した。
それは、「貴女は何故、幽霊になったのですか?」と
そして、その言葉は私には想像を絶する言葉だった。
続く
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