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小説8 驚いた私は、おびえながら、彼女に聞いた。 Who are you? 何故、英語で聞いたのかは、わからない。おそらく錯乱していたからだろう。 彼女は怪訝そうに、?の表情をうかべた。その顔の 可愛いこと。思わず、Haw much と 言いかけたが、真面目さが邪魔して言葉を飲みこんだ。 冷静になって、見ると、部屋の模様がちがう。 おーーーーい、いつの間に入れ替えたのだ。 おまえはその様な能力を持っているのか? と聞きたかったが、表札を見てさらに驚いた。 名前が変わって居る。名前までも入れ替えたのか? 勘のいい読者にはお分かりだろう。 しかし、混乱して居るわたしには、恐怖でしか無かった。 少し、落ち着きを取り戻し、階数を見たら 2階である。私は3階だ。 階段を上りながら、考えた。 何故、彼女はその部屋の本人と知らずに私をご主人様などと 呼んだのだろう?と 私は気づいた! そして悔やんだ。! 店の名前を聞いとくべきだった。と 続く。
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