最終章 普通の恋愛じゃ物足りない?

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杏香はそう言ってチラッと後ろを向いて俺を見つめると、俺はそんな杏香の唇を塞いで、ゆっくりとその中に入っていく。 「杏香の将来のために、そこはちゃーんと計画するから。今は駄目。後でちゃんとゴムするから、まずは…」 「あっ…」 そうは言っても、やっぱりゴムなしは気持ちいい。杏香の中が俺に絡みついてくる。それを遮るものもなく、直で感じるのはなんとも言えないエクスタシーだ。 「もっと…奥まで来て」 そうして、必ず半分入ったところで、杏香が欲しがってくる。こういうとこも、好きだ。 「行きたいんだけど、杏香…めっちゃ締め付けてくるんだけど」 俺はそう言ってフッと笑うと、杏香は肩を窄めて身震いしている。 「そっか。だって、気持ちよくて…」 「杏香。そういうとこ、可愛いよな」 「か、かわっ…?!」 何故かそこで動揺して、俺を睨むように見つめてくる。俺は微笑んで杏香をぎゅっと抱きしめると、 「可愛い未来の奥さん。今夜も朝まで宜しく頼むよ」 と言って耳たぶを舌で舐め回して、首筋に、頸にキスしていく。…と、そこでまた思い切り感じたのか、トロリと濡れたので一気に奥まで到達した。 「やば。…ここ、やば」 「ケモノぉ〜」 「シーっ…て」 俺は慌てて杏香の唇を塞ぐと、杏香は喘ぎながらもクスクス笑っている。 「こんなの知っちゃったら、私、この先ももう凌馬としかしたくないなぁ」 「当たり前だろ。浮気するなよ。浮気疑惑出たら、キスマーク見えるとこにつけまくるから、覚悟しろよ」 「…じゃ、凌馬もね。女の影見えたら、キスマもつけるし他にも色々仕掛けてやる」 杏香は喘ぎながらそう言って、俺に腕を伸ばしてきた。
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