みおちゃんの水色のリボン

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おばあちゃんが みおちゃんの側に寄って来て、 「もう夕方だから家に入ってね。 あら、髪のリボンは?」 「もういらない。 リボンなんて子供っぽいから」 みおちゃんはポツリそういうと、 流れていく水色のリボンが、 見えなくなるまで見つめていました。 みおちゃんは小学3年生、 まだ子供だと思うんですけどね。
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