狂愛《槞唯side》

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「ルイっ、や…」 嫌がる愁弥さんの唇を奪った。 この香り、この光景が私を狂わせていく。 嫌われても構わない。 今は愁弥さんが欲しい。 息継ぎも出来ないくらいに舌を絡めて、唾液を送り込んで。 漏れる吐息が更に愛しい。 「はっ…ル、イ…」 愁弥さんは力強く抵抗をする。 だから近くにあった制服のネクタイで愁弥さんの両手を纏めた。 「愁弥さんの悲しい顔なんて見たくないんです」 気高くて、秀才で、私の憧れの貴方には悲しい顔は似合わない。 だから忘れさせてあげるのです。 そして服を捲り上げて、自分の唇を愁弥さんの乳首へと移動させた。 綺麗な肌。 しかし体中にうっすらあるキスマークに嫉妬した。 股間を触りながら乳首を愛撫した。 ビクッと背中を跳ね上がらせる。 感じて勃っている乳首を舌で舐めたり吸い付いたりを繰り返した。 「はぁ、ん!…ル、イ!や、んっ、あぁっ」 嫌がりながらも感じている。 股間もだいぶ膨らんできていることを確認した私はズボンを下げた。 硬くなった愁弥さんのモノが現れた。 「ルイ!やめ…アッ!」 先端を指で弄れば、液体が徐々に溢れてくる。 そして私は愁弥さんのモノを口に含んだ。 「やめ、アッ、アァッ!ん…はぁ」 口を上下に動かして、舌を這わせて裏スジを責める。 これが愛しい愁弥さんのモノだと思えば何でも出来る。 モノを扱きながら乳首を舐めたり、その速度を極端に変えたりして。 唾液が愁弥さんの秘部に垂れる。 神威さんとの経験があるならと思い、指を挿入させてみた。 すんなり受け入れたので、指を3本まで増やした。 「アァッ!ん、はぁ、ルイ!やっ、アァッ」 左手でモノを扱きながらくわえ、そして指で秘部を責めた。 愁弥さんの声が部屋に響く。 だんだん愁弥さんの体が硬くなっていくのがわかった。 「は、あっ…イ、ク!ん、アァッ!イク…―」 そして愁弥さんは私の口の中に精液を出した。
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